ブルーレイディスクの特徴

BDでは書き換えメディアフォーマットを先に策定し、共通の仕組みで読出し専用メディアにも対応する方向で開発を進めていました。

フォーマット策定の順序が簡便となったため、書き換えメディアの反射率が低いために、初期の再生専用ドライブで読み込めないという問題も起きることなく、また現行メディアとの併用も考慮され、波長や基板厚が異なるCDをはじめとする流通している光学ディスクを1つの光ヘッドで対応するための技術開発も当初の段階から行われていたので、扱いやすさも魅力のひとつとなっています。

ファイルフォーマットはUDF 2.5以降を採用し、BD-Rでも擬似的に(DVD-RAMのように)リライタブルメディアとして扱うことを可能にしています。これには手軽さとPCとの親和性が高まることや書込み時のファイナライズ処理を必要としないメリットがあります。

BDでは、データの転送速度として、等速は36Mbps=4.5MB/s。BD-ROMは1.5倍速の54Mbps=6.75MB/sが標準転送速度です。追記型ディスクであるBD-Rは現在6倍速の216Mbps=27MB/s、書換え型のBD-REは2倍速の72Mbps=9MB/sまで規格化され、BD-R/REディスク、BDドライブが商品化されています。

BDの最大の特徴として、保護層(カバー層)が0.1mmという薄さであることが挙げられます。この薄さ故に、ディスクそのものの強度や耐久性が問われることもあるようです。

BD-ROMに関しては1層25GB×8層構造という製品まで、既に学会にて発表済みですので、それは実用可能と考えられています。もし、これが実現すると1枚のディスク(25GB×8層)で容量が200GBを超える光ディスクメディアの誕生となります。

ちなみに、BD-RE/BD-Rの記録型光ディスクに関しては片面4層 (100GB) 構造まで開発済みです。

TDKは2006年4月26日、試作した「33.3GB×6層」の200GBの追記型Blu-ray Discを光ディスク関連技術の国際会議「ODS 2006」で発表した。1枚のディスクにHD映像を約18時間分格納できる。信号処理技術の進歩で1層当たりの記憶容量が拡大し、各層33.3GBのデータを格納できるようになったとのことです。

2008年1月、ソニーからの技術面における発表などからBDドライブの薄型化とコスト低減に向け、2008年内に量産化を目指すとしています。

2008年7月、BDと互換性を有する400GB光ディスク技術を開発されたことの発表をはじめ、さらなる大容量や互換性のあるディスクするなど、BDのクオリティは、これからも尚、上がっていくものとみられています。

サイズ面では、DVDと同じサイズの12cmディスクの他に、ビデオカメラ(撮影)向けの用途での使用を目的とした、8cm光ディスク (BD-R/BD-RE) は規格策定済みで、容量は1層で7.5GB、2層で15GBとなりました。
現在1層7.5GBのみが商品化されています。